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埼玉県合唱連盟 創立60周年 記念式典・演奏会



 

   

2018325日  





 埼玉県合唱連盟は、昭和32年(19579月、発足しました。創立60周年を迎えるにあたり、加盟団体の合唱人がより多く参加し、みなでお祝いしたいとの思いで式典と演奏会を企画しました。その結果、ジュニアから中学生・高校生、そして男声合唱、女声合唱、混声合唱とほとんどのジャンルを網羅したステージ構成となりました。さらに、お祝いですからオーケストラを付けて祝典の雰囲気を盛り上げ、これまでにない規模のイベントが出現しました。役員や係の方々はたいへんなご苦労をされたと思います。

     埼玉県合唱連盟創立60周年記念式典・演奏会
      2018
321日(水・祝)     ソニックシティ大ホール(大宮)

 埼玉県合唱連盟は、当初18団体の加盟でスタートしました。それから60年を経て今では、加盟団体350を超える全国でも有数の合唱県として発展してきました。現在の理事長・小野瀨照夫氏は、平成27年(2015)に就任しましたが、そのときの挨拶でつぎのような三つのスローガンを掲げました。
     モチベーションのアップ(M
     アカデミックに(A
     クリエイティブに(C
 この話を聞いた私は、この三つをつなげると「MAC」(マック)となるから覚えやすいですねと、小野瀬氏に申し上げたことを思い出します。

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 午後1時半から開かれた記念式典では、上田清司埼玉県知事、岸信介全日本合唱連盟理事長などの来賓挨拶がありました。
 ついで、合唱連盟と関わりのある方々が表彰され、その貢献に感謝の意を表しました。因みに、岸信介氏は埼玉ご出身で、現在24の合唱団を擁する「舫の会」の指揮者を務めておられます。日本合唱指揮者協会理事、日墺文化協会会員。2014年、全日本合唱連盟理事長に就任されました。


 式典に引き続き記念演奏会が開かれました。
 演奏に備えて午前中はすべてのステージのリハーサルが行われ、
N響団友オーケストラとの合せもしました。ステージによっては事前に十分な練習が出来ず、やや物足りない感じもありましたが、短時間でたくさんのステージをこなそうというのですから、まあ仕方がないですね。お祝いの席ですのでご勘弁というところでしょうか

   
【演奏会プログラム】
《ジュニアブロック》
星に願いを
スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス

《男声ブロック》
斎太郎節(さいたらぶし)
マイウェイ

《女声ブロック》

ウィーン我が夢の街

《中学生ブロック》
翼をください
旅立ちの日に

《高校生ブロック》
Ave verum Corpus
大地讃頌

《一般ブロック》
ハレルヤ・コーラス

《エンディング・全員合唱》
威風堂々

 
男声合唱では90人近い高校生に一般の男声合唱団有志を加えた120人ほどがオンステしました。「斎太郎節」はさすがにアカペラで歌いましたが、オーケストラ伴奏付きの「マイウェイ」は一段と迫力ある演奏になったと思います。同じく高校生の混声「大地讃頌」もオケ付きで聴きごたえがありました。

               

  

     

            


 創立60周年を記念してオリジナルキャラクター『たまりん♪』がお披露目されました。これは、埼玉県の名前の由来でもある「勾玉」をベースに、県花「桜草」などを盛り込んでデザインされています。これからいろいろな場面で使われることになるでしょう。
 次回の周年記念は65周年か70周年かどうなることで
しょうか、益々発展してお祝いできることを祈ります。


リハーサルで若い声に囲まれて歌う楽しいひと時…若さはそれだけで一つの価値があります

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祝賀会
 



二次会
 
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