鷲宮ウインドアンサンブル 第28回定期演奏会 ~音楽のある喜びとともに~1/18
 彩の国男声コーラスフェスティバル 今年こそ無事開催を1/3




 鷲宮ウインドアンサンブル 第28回定期演奏会 ~音楽のある喜びとともに~1/18
 1月11日、埼玉県久喜市の市民吹奏楽団、鷲宮ウインドアンサンブルの定演を聴きました。折り悪く非常事態宣言が発出された直後だっただけに、感染対策には気を付けての演奏会となりました。
 今回は、定員の50%、602席に減らしてソーシャルディスタンスを確保しました。事前予約性、入場無料、全席指定。さらに、入場者は楽団関係者と久喜市及び久喜市に隣接する市町在住者に限定しました。これは定演開催を公開した昨年の10月時点で、埼玉県の中で久喜市周辺の感染者がかなり少ない状況であったため、安全を見越して隣接市町に限定した背景があります。また、入場無料としたのは、万一中止となった場合の払い戻しなどの手間を省くための措置でした。入場の際にはマスク着用、事前予約がない方は、当日受付票に「指名・連絡先」の記入・提出を求めました。

      会 場:久喜総合文化会館大ホール
      指 揮:江川善裕
      ゲスト:藤陵(ふじおか)雅裕(ジャズサックス奏者 熱帯JAZZ楽団メンバー)

       

       

 コロナ禍で練習が思うようにならない状況を乗り越えて臨んだステージです、メンバーたちの演奏する喜びがひしひしと伝わってきました。

        

 恒例となった、開演前のプレコンサートでは選りすぐりのメンバーによる小アンサンブルで聴衆をひと時楽しませてくれました。


 第1部「わがパートのお気に入り」と題するステージでは『阪神タイガースの歌(六甲おろし)』、『スラブ舞曲』、沖縄民謡『うちなーのてぃだ』、交響組曲『風の谷のナウシカ 3章』を演奏し、コロナ禍で思うように練習ができなかったのを跳ね返すように素晴らしいものでした。


 2部では、はじめにゲストの藤陵さんと指揮者江川さんとのトークで、藤陵さんは、ジャズでは譜面を使わないからちょっと戸惑うというようなことを仰っていましたが、逆にクラシックの世界にいる江川さんは楽譜がないと演奏できない(!?)と普段仰っているのと対照的で興味深かったです。
 ディズニー映画「白雪姫」から『いつか王子様が』では、藤陵さんの目を見張るほどの即興演奏があり、自在なその演奏にメンバーが触発され、一段と熱気を帯びてゆきました。その後、クインシー・ジョーンズ『GRACE』、ディスコ・ソング『セプテンバー』と続き、藤陵さんが加わりビッグバンドジャズの面白さが堪能できました。


 藤陵さんは、武蔵野音楽大学サックス科卒業、指揮者江川さんの後輩に当たります。2018年にセカンドアルバム<TREASURE>をリリースしています。

 今回もトロンボーンの南航平さんが賛助出演していました。彼は埼玉県合唱連盟常務理事で情報誌『おんがく広場』発行元クッキー会のメンバーでもある南めぐみさんのご子息です。(↓中央奥のトロンボーン奏者が南航平さん)

  






 彩の国男声コーラスフェスティバル 今年こそ無事開催を1/3
 2020年のフェスティバルは残念ながらコロナ禍のためやむなく中止となりました。埼玉県合唱連盟では今年10月にはなんとか開催したいと準備を続けています。

  
   (2019年の様子。男声合唱団コール・グランツとイル・カンパニーレが30年連続出場の表彰を受けました。)

 今のところ、今年は秩父宮記念市民会館大ホール・フォレスタで演奏会、そして同会館内のけやきフォーラムで懇親会を予定しています。この会館は2017年3月会館、間もなく4年目を迎える新しいホールです。座席数は約1000席、西武秩父線・御花畑駅から徒歩3分、西武秩父駅からも6分と交通の便の良いロケーションです。
 昨年予定していたフェスティバルでは、合同演奏に山脇卓也先生をお呼びして『夢みたものは』(三好達治詩、木下牧子曲)を歌う予定でしたが、今年は果たしてどうなることでしょうか。コロナ禍が収まることを願っています。

       







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2021