2024
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 つむぎの里ゆうき男声合唱団 21年の歴史に幕3/7

 英語ミュージカル ノートルダムの鐘 “The Hunchback of NOTRE DAME1/20

 鷲宮ウインドアンサンブル 第31回記念定期演奏会1/8


❖ つむぎの里ゆうき男声合唱団 21年の歴史に幕3/7

 茨城県結城市で長年活動してきた「つむぎの里ゆうき男声合唱団」が今年1月24日をもって解団しました。この団の指揮者は男声合唱団コール・グランツと共通の笠井利昭氏が務めていたこともあり、かつてはグランツから何人かが加わっていた時期もありました。しかし、その後、団員が減り、高齢化が進んだことで団を維持できなくなりました。記念の写真集には、グランツの団員も写っています。
  
       


❖ 英語ミュージカル ノートルダムの鐘 “The Hunchback of NOTRE DAME1/20
 千葉大学ESS(英語会話部)のOB/OGによってけっせされた英友会有志劇団による全編英語のミュージカルが栗橋文化会館イリスホール(埼玉県久喜市)で開催されました。

 現在は、千葉大出身に限らず、演劇初心者から経験者までさまざまなメンバーが集い、千葉市を拠点に活動しています。今年が創設10周年となります。これまでに7回の公演を実現しています。プロ集団ではないため、演技、歌以外にも公演開催に係わるすべての作業を自分たちで作り上げねばなりません。コロナ禍のなか、総勢60人強という大所帯で公演の実現に辿り着くには相当の苦労があったことは想像に硬くありません。

 本来であれば、本拠地の千葉市周辺で開催できればよかったのでしょうが、最適のところが見つからず、探し回った結果、お隣り埼玉県久喜市でようやくホールを押さえることが出来ました。しかし、見知らぬ町での広報活動はいろいろな困難に直面しました。微力ながら、わが男声合唱団コール・グランツもSNSなどを通じ、広報活動のお手伝いをさせて頂きました。入場は無料。チケットの予約は、Peatixという予約アプリから行い、会場受付でその画面をスマホなどで見せることで入場できる仕組みでした。このシステムはいつでも予約者数の把握が可能で、集客管理に有用と思いました。1回の予約で複数人分を登録し、代表者が画面を提示することも可能となっていました。

 このミュージカルの原作は、「レ・ミゼラブル」でも知られたヴィクトル・ユーゴーの「パリのノートルダム」です。あらすじは以下のとおりです(プログラムより).


 
 日本語の字幕スーパーがステージ両脇に設置されていたので、助かりました。ました。

   
      
 聴衆は驚くほど若い人が多く、熱気にあふれていました。われわれ男声合唱のコンサートでは年配者の聴衆が大半を占めるので、とても羨ましい光景でした。大盛況おめでとうございます。

 詳しくは、公式サイトをご覧下さい。
        https://eiyukai-theatre-group.com/notre-dame




❖ 鷲宮ウインドアンサンブル 第31回記念定期演奏会1/8
 埼玉県久喜市で活動する鷲宮ウインドアンサンブルが第31回演奏会を開催しました。指揮者・江川善裕さんは、音楽情報誌『おんがく広場』の発行元クッキー会のメンバーです。

   日 時:令和6年1月8日(月・祝)
   会 場:久喜総合文化会館大ホール
   指 揮:江川善裕
   ゲスト:打楽器アンサンブル 《Rythmission

     
         
  
 【プログラム】
  <第1部>
   ♪ J・P・スーザ: エル・キャピタン
     ♪ J・S・バッハ: 主よ、人の望みの喜びよ
       ♪ 酒井格: たなばた
         ♪ C・ドビュッシー: 牧神の午後への前奏曲
  <第2部>
        ~リズミックス・パラダイス~
        演奏: 打楽器アンサンブル「Rythmission」
  <第3部>
   ♪ 佐橋俊彦編曲: ディズニー・メドレーII
     ♪ 久石譲: (『千と千尋の神隠し』から) ふたたび
       ♪ D・ペレス・プラード: 闘牛士のマンボ
         ♪ 宮川彬良: マツケンサンバII

1部は、スーザの行進曲「エル・キャピタン」で幕を開けました。この曲は、オペレッタで歌われた旋律を抜粋して1896年に作曲されたものです。吹奏楽以外にもさまざまな形に編曲されて、親しまれています。
 J.S.バッハの有名な作品「主よ、人の望みの喜びよ」は、宗教音楽を数多く残したバッハの作品の中でも、とりわけ厳然とした神々しさ感じさせる曲です。編曲は、吹奏楽に多大な業績を残したA.リードです。まるでパイプオルガンを思わせるような重厚感をもって演奏されました。
 たなばた」は正式には「The Seventh Night of July」、世界的に有名な吹奏楽作品で、急緩急形式のオーソドックスな内容、作曲家酒井格(いたる)さんが高校生のときの作品とのこと。
 牧神の午後への前奏曲」は、ドビュッシーの管弦楽作品を吹奏楽版に編曲したもので、ドビュッシーの出世作といわれています。冒頭、牧神を示す主題をフルートソロが極めて印象的に提示して始まり、曲全体を通して独特の雰囲気を醸し出している名曲です。

2部はゲストの打楽器アンサンブル 《Rythmission》 (リズミッション)によるパーカッションの祭典。メンバーは尚美学園大学打楽器出身の4人で構成しています。RythmissionとはRhythm(リズム)Mission(使命)からの造語。打楽器の説明を加えるなど楽しいステージを繰り広げました。
公式サイト → 
https://rythmission.jimdofree.com/profile-1/

3部は、ディズニー・メドレーやマツケンサンバなど子供から大人まで楽しめるステージ。「闘牛士のマンボ」のサキソフォンソロは聴きごたえがあり、聴衆を唸らせました。

 今回の定演は、総勢40人でした。初出演の方が4人おられ、Rythmissionのメンバーも賛助出演で演奏に加わっていました。

 鷲宮ウインドアンサンブルの詳しい情報は、下記のホームページをご覧下さい。
公式サイト →  https://washimiya-wind.com/




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