開 | ○ | 到 | ● | 津 田 西 山 |
十 二 月 十 四 日 落 花 生 来 た り て 食 す |
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封 | ○ | 着 | ● | ||||||||
和 | ● | 歓 | ○ | ||||||||
酒 | ● | 迎 | ○ | ||||||||
冬 | ○ | 千 | ○ | ||||||||
炉 | ○ | 葉 | ● | ||||||||
夜 | ● | 香 | ◎ | ||||||||
四 | ● | 落 | ● | ||||||||
十 | ● | 花 | ○ | ||||||||
七 | ● | 生 | ○ | ||||||||
房 | ○ | 豆 | ● | ||||||||
収 | ◎ | 八 | ● | ||||||||
腑 | ● | 街 | ○ | ||||||||
腸 | ◎ | 郷 | ◎ |
漢詩10
(読み)
到着し歓迎す、千葉の香り 落花生豆、八街の郷
開封し酒に和すは冬炉の夜 四十七房、腑腸に収む
(意)荷物が着いてとても嬉しい。千葉からの品だ。
落花生の豆は、八街産のもの。
開封し酒のつまみとするのはストーブを焚いている夜
今夜は赤穂浪士の討ち入りの夜、
美味しくて浪士の数の四十七個も食べてしまった
改1(結句第四字、幹とするも房と直す。平仄の間違い。幹は平音もあるが味が異なる。幹は、マメガラの意をとり、房はマメガラを室とみた)
改2(結句、禁じ手の孤平のため、入腑腸を収腑腸に改める)
(2009.5)