（読み）
碧空銀嶺 春山を望み 烟景一川 越湾に注ぐ
五九 年前 開校の日 旧友は志学、紅顔を懐かしむ
（意）
富山駅を降りると真っ先に飛び込むのは、
青く澄み切った空に、残雪が輝く春の立山連峰。
郊外に出ると、春景色の中、近くを流れる常願寺川は、
雪解けの水を富山湾に注いでいる。
思えば今日は、五×九＝四十五年前の、母校富山高専の開校の日。
一期生の私達は、当時十五歳、志学の歳だった。
ここから化学に志したのだった。
今日は、当時のみんなの顔を思い出し、大変懐かしく思った。
（母校富山工業高等専門学校は、平成二十一年十一月に、富山商船高専と合併し、富山高等専門学校となった）
（2009.4）
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